還暦過ぎオヤジの好奇な日々。

気がつくと還暦過ぎになっていた!まだまだトライしいことばかりなのに。

NHKがオレオレ詐欺予報?!

最近、ほとんどテレビはつけないが、在宅勤務の妻が天気予報を見るため、19時ちょっと前にNHKにチャンネルを合わせると、アナウンサーが頻発しているオレオレ詐欺に騙されないように、毎日例を挙げながら注意喚起をしています。

古くは光化学スモッグ予報に、スギ花粉予報、紫外線予報、PM2.5予報など、昔はなかった嫌な予報が、今は当然のように知らされるようになりましたが、次はオレオレ詐欺予報ですかね?いや、その前にコロナ予報がありました。

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※あくまでもイメージです。

オレオレ詐欺対策には留守番電話。

アナウンサーがいっていましたが、オレオレ詐欺の対策としては、家の電話を留守番電話にしておくことが一番だそうです。私の家も留守番電話にしていますが、それはマンションや金融商品、インターネットの切り替えなどのセールス電話が多いからです。

留守電だとわかると、100%名前も要件も告げずに切れます。それはそれで失礼ですがね。不謹慎なことではありますが、心のどこかで、いつか存在しないはずの息子や娘から、電話が掛かってきて欲しいと思っている、私はやはり変態オヤジですかね?

10年前、あわや両親がオレオレ詐欺の餌食に。

もう10年ぐらい前でしょうか?といいながら、この歳になると1年が早すぎて、実のところ何年前なのか定かでがありませんが、私の実家に私じゃない私がお金に困っていると電話してきたそうです。簡単にいえばオレオレ詐欺です。

両親がお金を用意して振り込む前に、昨年亡くなった父が私に「ホントに×××万円で足りるのか?」とめずらしく電話をしてきて、事なきを得ました。

日ごろからオレオレ詐欺には騙されないと豪語していた両親が、コロッと騙されたのにも驚きましたが、何より即×××万円を用意できるということに驚かされました。

それだけ私のことを心配してくれていたのか?それとも馬鹿な息子だとあきれていたのか?どっちだったんでしょうね。

父は普通のサラリーマンでしたから、実家は決して裕福ではありません。おまけに1970年代の田中の角さんによる日本列島改造論で巻き起こった不動産ブームに乗ってしまい、大金を失っているはずです。

しかし、何やらコツコツと積立てなどをやっていたようでしたから、やっぱり投資はコツコツがコツのようですね。オレオレ詐欺ではなく、くれくれ詐欺で私がちゃっかり全額もらっておけば良かったです。

 冗談はさておき、その詐欺にあいそうになったお金で、実家をシニア用にリフォームさせました。「シニア用?まだ必要ないよ。」といっていた父ですが、あの時リフォームして正解だったと思います。健康寿命と寿命は違いますからね。

ホントに悪い奴は悪そうな声も格好もしていない。

このブログのために、オレオレ詐欺のイメージ画像(著作権フリー)を探しましたが、みんな目や口が吊り上がっていたり、サングラスをかけていたり、はたまた茶髪や金髪だったり。いわばステレオタイプの悪(ワル)です。

でもホントに悪い奴は、悪そうな顔も眼つきもしておらず、喋り方も服装もそこら辺の人と変わらないでしょう。だから騙されるのです。

最初に電話を取った母も「焦っていたようだったけど、お前のように、やさしい声で、自分の会社が危ないといっていたから、信じてしまったのよ…」といっていました。奴らもそれなりにリサーチをしているのでしょうね。ちなみに私の会社は今のところ大丈夫です。

まっ、とにかく高齢化社会となり、騙されやすい人が増えているのが現実なのでしょう。何を隠そう還暦過ぎオヤジの私も、世の中の変化についていくのが精一杯で、ちょっと気を抜くと騙されるかもしれません。いや~歳を取ったものには怖い世の中です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後もその日の気分によってブログの話題があっちこっちに飛びまくると思いますが、宜しくお願いいたします。