還暦過ぎオヤジの好奇な日々。

気がつくと還暦過ぎになっていた!まだまだトライしいことばかりなのに。

今日は何の日?フロリダ産グレープフルーツの日?

仕事をしながら、ラジオを聴いていたら、正確にはrdikoですが。今日2月26日はフロリダ産グレープフルーツの日だそうです。なぜ今日なのかといえば、フロリダ産グレープフルーツがおいしい時期で、2=フ、6=ロから強引に26日になっているとのことw

ちょっと苦しいですね。毎月26日はオフロの日と、80年代に東京ガスが決めたはずですよ。

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でも、グレープフルーツは年間を通してスーパーなどに並んでいますし、いまはコロナ自粛で余り行けませんが、居酒屋のグレープフルーツサワーなども果実をそのまま絞ってるものが多いですよね。

フロリダ産と南アフリカ産が入れ替わる。

知っていましたか?グレープフルーツは、ほとんどが輸入物で、11月~6月に旬を迎えるフロリダ産と、6月~11月に旬を迎える南アフリカ産が、上手く入れ替わるようにして日本に入ってきているんです。

今ではお馴染みのグレープフルーツですが、大正時代の初め(1912年頃)に、日本に入ってきた時には、なかなか普及しなかったようです。理由は、輸入物で高価であったのはもちろんのこと、グレープフルーツを育てるには日本の気候は合わず、国内での栽培が難しく、流通量が増えなかったからだといわれています。

 その点、同じ柑橘類のレモンは、明治初期(1873年頃)に静岡県の熱海に伝わり、その後、静岡県内をはじめ、気候的にも近い和歌山県、そして瀬戸内海を中心に、広島県愛媛県熊本県などでも栽培されるようになりました。

余り知られていませんが、農家の研究と努力により、平成20年(2008年)頃から、量は多くありませんが、国産のグレープフルーツが流通するようになったそうです。

70年代は砂糖をかけスプーンで食べていた。

そんなグレープフルーツが、日本で普及する切っ掛けとなったのが、昭和46年(1971年)の輸入自由化です。私の記憶が正しければ、前年の9月に大阪万国博覧会が閉会したあたりから、テレビでフロリダ産のグレープフルーツのCMをよく見るようになり、ワイドショーでも多くの有名人が「ハワイで食べたグレープフルーツがおいしかった。」などと自慢げにコメントしていた気がします。

その頃の食べ方は、グレープフルーツを皮ごと半分に切り、切った断面の上に砂糖を載せて、果肉と一緒にスプーンですくって食べるのが一般的でした。

健康志向が強い今ではとても考えられませんが、当時はそれがおいしく、おしゃれな食べ方とされたのです。何を隠そう、我が家でもそのようにして食べていました。昔を懐かしんでやってみたい気はしますが、血糖値が上がるので止めときます。

美容にもいいらしいです。

 健康志向といえば、グレープフルーツには、ビタミンCが豊富で1/2個食べれば1日の必要摂取量を上回る量が補給できる上に、ビタミンBも多く、肌荒れを防ぎ、肌の新陳代謝を促進する効果があるといわれます。さらに疲労回復に効果があるクエン酸が含まれているほか、最近ではグレープフルーツの香りが食欲を抑え、ダイエットにも効果があるとか。

暖かくなるにつれ、これから紫外線が強くなる時期です。ビタミンCとBが豊富なグレープフルーツが、あなたのお肌にとって、おいしい味方になってくれるかも知れませんよ。

但し、私のようなオヤジは高血圧や狭心症の薬とは相性が悪いようなので、そのような薬を服用している人は注意してくださいね。Googleで検索すれば飲み合わせの悪い薬は即わかります。すごい時代です。

買う時の見分け方など蘊蓄を一発!

最後にオヤジらしく蘊蓄を少しだけ。そもそもグレープフルーツは1750年代に西インド諸島のバルバドスでイギリス人によって発見されたものが最初とされブンタンとオレンジが自然に交配したものといわれています。

名前の由来は、その果実がグレープ(ブドウ)の房ように、木にたわわに実っている姿を見て、そのままグレープフルーツと名付けられたそうです。

ついでに、グレープフルーツを買う時の見分け方も書いておきます。

ずっしりと重みのあるもの
持ったときにずっしりと重みがあるものが、実が詰まっていておいしいです。

形が丸くて、ハリとツヤがあるもの
形が丸く、色が鮮やかでハリとツヤのあるものが新鮮でおいしいです。真ん丸よりも少しつぶれた感じの楕円形のほうが、より甘く感じる方も多いようです。

皮にシミやシワのないもの
鮮度が落ちると皮にシミが付いたり、シワっぽくなります。なるべく早めに食べ切るのがおすすめですが、保存する際は一週間ぐらいであれば、常温で問題はありません。

どうして私みたいな還暦過ぎのオヤジがグレープフルーツに詳しいかといと、最近まで野菜や果物のコンテンツ記事を書いたり、その昔、某大手飲料メーカーの100%オレンジジュースのほか、外資系ブランドの冷凍野菜や缶詰、紅茶、ビスケット…などの広告を担当していたからです。まっ、一番の理由は私自身が食いしん坊ということですがね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからも宜しくお願いいたします。